2000年の旗揚げから2001年の1月までの模様が収録。
プラチナチケットとなった旗揚げ戦での秋山の三沢、田上、小橋撃破！のインパクトはいまなお記憶に残る。全日本で三冠王者であった小橋。これに対し、秋山そしてノーフィアー高山、大森、そして若手の志賀もこれに反旗を翻して包囲網を作り上げる。秋山と高山とのタッグをよく思わない大森と一度手を結んだ小橋だったが、その大森にまさかの裏切りアックスボンバーを喰らってしまい、高山に屈辱のピンフォールを喫する。小橋は復讐に燃え、自身のイメージカラーのオレンジを捨て、復讐の色、黒のタイツを身にまとい、大森に戦慄の復讐劇を見せ付ける！この時の小橋には誰も勝てない雰囲気があった。鬼となった小橋の姿は必見！
年末、有明コロシアムでの秋山との一騎打ちが行われた。これもいまなお伝説に残る名勝負。橋本対大森もなかなか見ごたえあり。とくに大森の入場シーンはかっこいいんです。はじけまくってます。
個人的には旗揚げから半年間のノアが一番おもしろい！！
7.10ドームでも小橋対秋山がＧＨＣ戦として行われるが、まずはこの試合を見ておくとよりドームが楽しめること間違いなし！
バトルレボリューション2000 序章
小橋離脱の2001年。4月には新たに創設されたチャンピオンベルトＧＨＣ（グローバルオナードクラウン）の初代王者決定トーナメントが行われた。決勝は三沢対高山。まだなお、タフさを誇り、高山をして化け物かゾンビと言わしめた三沢のプロレスラーとしての意地、そして、高山自身もタフさをもちシングルプレーヤーとしてのその真価を発揮し始めた時期である。2002年9月23日にもこの二人の対戦は行われているが、こちらの戦いのほうがよりおもしろく感じた。
そして7月には初代王者三沢の防衛戦、対秋山戦が行われた。衝撃のトップロープからの雪崩式タイガードライバーの映像はぜひ見てほしい。よく死ななかった！レスラーはすごいです。それを耐え切っての三沢越え。下半期は秋山に流れが傾いていきます。タッグではワイルドⅡの台頭の様子がわかる。はじめは斉藤彰俊がワイルドⅡ側にいたんですね。
あと、忘れてならないのはノアジュニアの戦いです。ＧＨＣのジュニアベルトの初代王者に金丸と高岩との戦い、そしてそれを奪取した高岩と丸藤の戦い。この二試合は一気にノアのジュニアのレベルを上げた試合として注目です。高岩のまっすぐに力強い外敵っぷりがいいです。
バトルレボリューション2001
