今日の朝ご飯は小籠包で超有名な鼎泰豐!小籠包はもちろんのこと、土日の午前10時までしか食べられないという小籠湯包を食べるのだ。小籠湯包とは小さい小籠包をスープにつけて食べるもの。作るのが大変なために土日の午前10時までの限定品らしい。
朝8時半にホテルを出発し、中正記念堂駅近くからタクシーに乗る。流しのタクシーを捕まえて、運チャンにガイドブックに載っている鼎泰豐の店名と住所を見せたが、今一つ反応が鈍い。超有名店ならばタクシーの運チャンも知っていると思っていただけに、ちょっと拍子抜けした感じである。それでも、運チャンは住所から店の場所が判るらしく、そのままタクシーは4名を乗せて出発した。しばらくすると鼎泰豐がある信義路に出たので、辺りをキョロキョロしていると人だかりを発見。鼎泰豐だ!しかしタクシーはそのまま見事に鼎泰豐を素通りしてしまった。4人が一斉に「があ゛ぁぁ〜!!!」と叫ぶと運チャンは驚き、タクシーはやっと止まった。
・・・やはりこの運チャンは鼎泰豐を知らなかったらしい。来た道を数十メートル歩いて戻ると、鼎泰豐に横付けされるタクシーが何台もあった。貴重な運チャンに当たってしまったものだ。

鼎泰豐は既にめちゃ混みで、店の前には何十人もの客が順番待ちをしていた。ここでは店員から順番待ちの番号が書かれた注文票と日本語メニューをもらい、その注文票に事前に注文するものを記入して店員に渡しておく。店の前には電光掲示板があり、自分達の番号が表示されたら店内に案内される。入り口のところで職人さん達が小籠包を作っているので、見ているとますます期待が高まっていく。早く食べたいよ〜。入り口は狭いのに店内は以外に広く席数も多いので、順番待ちの時間は思ったほど長くはない。(20分ぐらいだったかな)
注文するとあまり待たずにセイロがどんどんと出てくる。小籠包の上のきゅっと絞ってあるところをそっと箸でつまむ。皮は思っていたよりも薄くて、肉汁が下のほうで「たぽたぽ」しているのがわかる。細切りの生姜をのせてたれをつけて一口で食べる。あつい、はふはふ、うっ、うまい!中から肉汁がじゅわっと流れ出してくる。生姜のおかげでさっぱりしていていくらでも食べられる。小籠湯包もおいしいけど、断然小籠包の勝ちだ。なんといってもこの肉汁が違う。
菜肉蒸餃(野菜入り餃子)、蝦肉蒸餃(えび蒸し餃子)は今一つの味。ここは思い切って小籠包だけを思う存分食べたほうがいいかも。本当は麺類、チャーハンなども食べてみたかったんだけど、10時からと言われて注文できず、今となってみれば良かったかな。そんなに食べれないって。小籠包ならひとりでセイロひとつ全部食べられるけど(10個入り)。
小籠包×3 小籠湯包×2 菜肉蒸餃×1 蝦肉蒸餃×1 で1440元(5200円、一人1300円程)。 また食べたい〜!